こんばんは、くぅたです。
本日は、お菓子作りで必須と言っても過言ではない材料、
バターについてになります。
レシピを見ると、かなりの確率で「無塩バター」と書いてありますよね?(。´・ω・)?
「え?無塩バターじゃないとダメなの?」
なんてことを皆さんも思ったことがあるのではないでしょうか?
その疑問に私なりにこたえたいと思います。
お菓子作りで「無塩バター」が使われる理由
お菓子作りで有塩のバターではなく、「無塩バター」が使われることが多いです。
理由はその名の通り「無塩バター」、つまり食塩を加えていないバターだからです。
食塩が加えられていないということは、ほかの素材の邪魔をせず、
乳本来の風味を楽しめることになります。
皆さんが良く使われるバターは、おそらく「有塩バター」ではないかと思います。
これは製造過程で1~2%の食塩を加えられています。
この食塩が、味に少なからず影響を与えてしまうのです。
「無塩バター」はお菓子作り用に、「有塩バター」は料理用に、と私は使い分けてます。
無塩バターの代わりに有塩バターで代用できるの?
「有塩バターはあるけど、無塩バターが家にはない。」
そんなご家庭は、多くいらっしゃると思います。
同じバターなんだから、無塩バターの代わりに有塩バターでお菓子作りできるんじゃない?
この疑問、私も行きつきました。
そして、実際に作りもしました。
結果から言いますと、、、作れます。
ただし、先ほども言ったように味が、風味が変わってしまします。
実際に作るときに、塩を別に加える工程がありますが、生地を引き締めるため、
甘みを引き立たせるために加えています。
有塩バターで代用しようとすると、含まれる塩分濃度では多すぎてしまうのです。
あと、食塩が小麦粉に含まれるグルテンの働きを強くしてしまい、
粘り気が強くなってしまうことがあります。
これで仕上がりに差が出てしまうことだってあります。
まとめ
いかがでしょうか。
バターが有塩か無塩かだけで、ここまで影響を出してしまうなんて奥が深いですね。
分量が少し違うだけで、材料が少し違うだけで、思っていたのとは違うものができてしまう。
多くの方がお菓子作りを面倒だという、一番の理由だと思います。
が、逆にここさえ押さえれば、美味しいお菓子を自分の手で作ることができるのです。
一緒に美味しいお菓子を作っていきましょう。♪(´▽`)
以上、少しでもお役に立てれば幸いです。<(_ _)>